7月も中旬となり、観光シーズン最盛期を迎える北海道。苫小牧らしい涼しい気候が続く今日この頃。
そんな季節の変化を感じていると、もう目の前に迫ってきた10月の消費税増税。
今回は気になっている方も多い消費税ポイント還元制度について取り上げたいと思います。
そもそも消費税のポイント還元制度とは、消費者が対象店舗で商品やサービスの代金をキャッシュレス決済（クレジットカード・電子マネ－・QRコード決済）で支払った場合に 最大で購入価格の５％のポイントが付与されるというもの。ここで疑問が3つ。
1.対象店舗とは？
2.ポイントはどうやって付与されるの？
3.商品やサービスは何でも良いの？
1.まず、対象店舗について。実はキャッシュレス決済をしたからといってポイントは付与されません。中小企業や個人が経営する小売、飲食、宿泊、コンビニ等に限られ、対象店舗によっても２％もしくは５％と還元されるポイントが異なります。残念ですが大手スーパーや百貨店は対象外となっております。
2.ポイントの付与方法ですが、クレジットカード会社からの付与となります。クレジットカード会社へは後から国が補助する形となります。
3.商品やサービスは住宅や自動車、換金性の高い商品、金融商品は対象外となり、公共サービスに対する支払いについても除外されます。
実施期間は、増税後の９か月間（2019/10/1～2020/6/30）となっておりますが、制度発表から内容が二点三点しているこの制度。最終的にはどのような内容になるのか、今後の発表に注意が必要です。
