今回は、“ふるさと納税”について取り上げます。
ふるさと納税とは、全国の自治体から応援したいところを選び、寄付ができる仕組みのことです。地域の名産を手に入れることができたり、寄附金額から自己負担額2,000円を除いた金額が、所得税や住民税から還付・差し引かれるので、税制上のメリットも大です! このふるさと納税を巡り、豪華返礼品に規制強化され、税優遇の対象となる自治体を指定する新たなルールが6月から盛り込まれました。
ふるさと納税の流れは、
寄付したい自治体を選ぶ(自分の生まれ育った土地以外でもOKです)
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寄付を申し込む
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寄付金を支払う
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お礼の品、証明書などが届く
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確定申告を行う、またはふるさと納税ワンストップ特例を利用する
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還付・控除される(確定申告の場合)
翌年に現住所の自治体から住民税控除の通知が届く(ワンストップ特例の場合)
「ふるさと納税ワンストップ特例」とは、確定申告を行わなくても控除を受けられる仕組みです。このワンストップが使用できるのは、 「もともと確定申告が不要な給与所得者であること」 「1年間のふるさと納税の指定先が5自治体以下」 以上の条件が必要です。